広島東洋カープとの連携

平和への願い

スリランカでは長きにわたり民族紛争が続いてきました。

2007年には、スリランカにおけるクラブチームの野球大会の帰りに、自爆テロに巻き込まれ野球選手7名とコーチ1名がなくなるという痛ましい事件が起きました。

このような背景もあり、2015年には野村謙二郎元広島東洋カープ監督にもスリランカを訪問していただき、JICA中国国際センター(広島)と連携しながら、被爆地広島だからこそできる、野球を通じた平和への取組を行っております。

指導者育成

2016年と2017年、スリランカ人の若手コーチを育成するために広島東洋カープ松田オーナーのご厚意により、約8か月間の研修を2名が受けました。一人目の研修生であるMalinduはナショナルチームのヘッドコーチとして、2017年のアジアチャンピオンシップにて指揮をとりました。

写真は2代目となる研修生のKosala選手。

本協会では、球団とスリランカ野球協会の橋渡しを行い、円滑に研修生が受け入れられるようにコーディネート活動を実施してきました。

道具の支援

広島東洋カープ様のご厚意により、スリランカ国内の大学野球部に硬式野球ボールを寄付いただけることになりました。寄付に際してのスリランカ大学側とのやり取りも本協会がコーディネートしております。

※写真はスリランカ人若手コーチが研修を受けている様子

Malindu Hewage(右)